手間なくぬか漬けを！一夜漬けの素を使ってみる！

春先に植えたきゅうりの苗が大きくなり、もうすぐで一つ目を収穫できる季節がやってきました。
この時期になると食べたくなるのがぬか漬け。
美味しいですよね、ぬか漬け。
小さい頃ご近所さんのおばあちゃんが作るぬか漬けがとっても美味しくて、小さいながらに漬物っていいなーと思った記憶が残ってます。

ちなみにぬか漬けの歴史は古く、約2000年ほど前ぐらいからあったと言われているんです。
2000年ってすごいですよね、2000年前って言ったら弥生時代や古墳時代ですよ？
そんな昔から同じ食べ物があり続けるってことはそれほど美味しかったり、保存食として優秀だったり、日本の食文化にとてもマッチしていたり、とにかくすごい食べ物なんでしょうね。

前置きが長くなりました。。
いずれにせよ、今年も美味しいぬか漬けが食べたくなったので一夜漬けの素を使って漬けていきたいと思います！

本来ぬか漬けは
・米ぬか
・塩
・水
・昆布
・唐辛子
をベースに各々鰹節、山椒の実など各家庭の味としてお好みの食材を入れていきます。

ちなみに一夜漬けの素にはベースとなる米ぬか、塩、昆布、唐辛子がすでに入っていますので、水を加えるだけでぬか床ができてしまうという優秀な存在です！

一夜漬けの素の裏面に書いてある量の水を入れ、よく混ぜてぬか床を作ります。
今回は450gを２つで900g使用したので同じく900mLの水を加えてよく混ぜ込みます。

漬け込む野菜を洗ってよく水を切り、ぬか床に入れると翌朝には程よく漬かっています。
一夜漬けの素の裏面には、漬ける時に必ず野菜に軽く食塩をまぶすとありますが、最初の頃は少し塩気が強いなと感じることがありましたので、食塩をまぶすかどうかはお好みでいいのかなと思いました。
あくまで個人の感想ですが。

一度漬けたその後は、毎日一回はぬか床をよく混ぜて、適宜いりぬかや塩を入れてぬか床を我が子のように育ててあげてください。
少しずつ発酵が進み、気づけばあなたオリジナルの味になるかも。

毎日の食卓に美味しい漬物があると、ちょっと豊な気になります。
おうち時間が長いいま、ひと手間かけて美味しい日常を楽しんでみるのはいかがでしょうか？

石川